12ヶ月検診

食事と栄養

粉ミルクから全乳へ変えていく。

哺乳ビンからコップへ変えていく。

1日3食と栄養のあるおやつを与える。栄養のないものや清涼飲料水は与えない。

色々な食物を与える。普段大人が食べるものをすりつぶして与えてよい。

食事は自分で食べさせ、汚しても叱らない。

補給:井戸水を飲んでいる場合、フッ素の補給を続ける。他の栄養素については、補給は不要。(アナーバーの水道水にはフッ素が加えられている。)

 

体の発達、心の発達

上体を起こし立ち上がり、補助があれば歩くか、ひとりで歩く。

指に物をはさんだり、指差したり、2つの積み木をたたきあわせる。

1~3語意味をなす言葉 ("ママ" "ダダ" など) を話すが、わけのわからないおしゃべりが多い。

コップを使ったり、自分で食事をとることができる。

 

日常行動

人と一緒に遊ぶ (いないいないばー、バイバイと手を振るなど)。

色々な感情がでてくる。

 

事故を防ぐために気をつけること

Ipecac シロップを常備し、Poison Control の電話番号を控えておく。シロップは、必ず Poison Control に電話をかけ相談してから使用すること。
1-313-745-5711
1-800-POISON1 (1-800-764-7661)

台所でのやけどに注意する。(レンジ、オーブン、熱い飲み物など)。

毒性のある物質は、鍵のかかるところに保管する。薬品も手の届かない棚にしまう。

誤飲しやすい食べ物(ピーナッツ、ホットドッグ、ポップコーン、生のにんじんやりんご、ぶどう、丸い飴など)は与えない。

階段が安全かどうかもう一度確かめる。歩行器は使用しないこと。柵の強度を確認しておく。

外で遊ぶ時は、近くで監視し、水の側で遊ぶ時は、必ず一緒にいる。

体重が20ポンド (約10kg) か1才になるまでは、赤ちゃん用のカーシートに乗せる。

 

しつけ

しつけ (ルールを教える、制限を設けるなど) と体罰の違いについて理解する。

望ましくない行動に対して、"だめよ、. . . . . . だから" と短い説明をし、望ましい行動をするよう導く。別の遊びや別の場所へ連れていくなどして、子供の気を散らすとよい。常に、しつけに関しては、一貫性を持つことが大切。特に危険を伴うようなものには、厳しく制限を設ける代わりに、望ましい行動をとった時には必ず誉めてあげる。

 

予防接種

9ヶ月までに必要な予防注射を受けていれば (三種混合 DtaPとB型インフルエンザ HIBを3回、注射によるポリオ IPV を3回、B型肝炎 Hep Bを3回)、必要なし。

水痘と MMR の予防接種を12ヶ月以降に受ける。

 

一般的な親の心配事

まだ、歩かない:
たいてい1才になっても一人で歩けない子がほとんどだが、18ヶ月までには歩ける。

哺乳ビンをやめられない:
離乳に困っていたら、哺乳ビンを与える場所や時間を制限してみる。1日に2~3回与えてよいが、ベッドの中や遊んでいる時には与えない。大人のひざの上で必ず哺乳ビンを与えるようにすると、そのうちイライラし始めあきらめる。また、哺乳ビンには、ジュースやミルクの変わりに水を入れ、興味を無くさせてもよい。これは、歯の健康上にもよい。

夜中に目覚める:
12~14ヶ月に、親から離れることで生じる不安が最高頂に達するため、寝る前には特別に甘えさせてやり、いつも通りの寝支度を整えてやる。夜中に子供が泣き出したら、ベッドの横に座って背中をさすってなだめてもよいが、眠りにつく前にベッドから離れる。眠りにつくまで親が側にいると、いつも親がいないと寝れなくなるため。

たたく/かみつく:
好ましくない行動のため、たとえ痛くなくても、やったらすぐに冷静な態度で叱る。怒ったり、顔やお尻をたたいたりすることは、子供の態度を助長する。その場からすぐ移し、好ましくない行動であったことを説明し、望ましい行動がとれるよう導く。

 

こんな場合は医師に相談を

聴力に心配があるようなら医師に相談する。

 

その他

物の名前を教えたり、体の部分を指したり、絵本を読んであげたりすることで、ことばの発達を助ける。

本を読んであげる時は、1ページに絵と言葉が一つずつ入っているような簡単な絵本を使う。

人と接ることも大切だが、一人遊びもできるように助ける。

必要に応じてツベルクリンテスト (PPD) を行う。