日本とアメリカでは、妊娠中の医療ケアについて大きな違いがあります。「日本家庭健康プログラム」の医師やスタッフはこの違いを十分に把握し、妊娠中のケアが安心して気持ち良く受けられるよう配慮しています。
妊娠を希望する場合は、数ヵ月前に妊娠前のカウンセリングをご予約ください。この時点で、いちはやく妊娠前にビタミン剤を処方し胎児の先天性奇形を防いだりすることが出来ます。また、血液検査により貧血や風疹の抗体があるかどうかの検査もできます。
「妊娠したかな?」と思われたら、自宅で市販の妊娠反応検査を行い、陽性であれば看護婦と初回の予約をお取りください。来院時に既往症についての問診があり、必要な血液検査が行われ、さらに妊娠中の注意事項などの詳しい説明があります。
「日本家庭健康プログラム」では、月に一度のグループ妊婦検診プログラムがある他、病院では出産前の見学ツアーも行っています。出産は、ミシガン大学病院の Maternal and Child Health Center (MCHC) をご利用いただきますが、日本健康プログラムの患者さんたちが安心して出産に臨めるようできるだけの配慮を尽くしています。ちなみに、アメリカでは父親が出産に立ち会うことは大いに奨励されています。
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- 出生届についてはデトロイト領事館のウェブサイトをご確認ください。